#4.趣味は一転して映画から音楽へ。最終的に看取ることとなった、ちょっとワケありなおっかけファンだった彼女との出会い。
近親者メンタルこじらせ男の4回目の投稿です。
マニアックな回が続いておりますが、映画から音楽に目覚め、20台前半はバンドマンでした。
最終的に看取ることとなる彼女との出会い編です。
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さて、すっかり男臭い昭和の男感満載のバックボーンを持つに至るティーンエイジャーだったわけですが、中学生から趣味だった映画鑑賞の中でブルースブラザーズという映画に出会い、一気に興味が音楽に持っていかれます。
あのグルーブ感というか、なんてカッコいい音楽なんだ!と単純に感動したわけです。
そんなわけで、19歳にしてブルースという音楽をどっぷり探求する人生の幕開けです。
他にもブルースブラザーズ主演の2人が出ていた「サタデーナイトライブ」のビデオを何本も借りてみたり、スピルバーグの「1941」では三船敏郎との共演もありで、興奮が収まらなかったり、「コーンヘッズ」など関連作品は観まくりました。
マイケル・ジャクソンの「スリラー」のあの有名なプロモーションビデオもブルースブラザーズの監督が撮ったという事実を知って、19歳にしてそこまで辿り着いた俺ってすげえ!と、イカれた境地に達して悦に至っていたところです(笑)
当時は仕事に就き、最初のボーナスで自分のパソコンを買ったばかり。
最初のインターネットサーフィンは過去のブルースマンのプロフィールなどを探る作業に使い倒しまくります!
ブルースに関係ある人のプロフィールを一人一人印刷して、100枚以上のオリジナル冊子を作り、持ち歩いてたかなりヤバいハマり方をしていました。
そんな中で、自分もブルースを始めたくなり、楽器を購入し、一人独学で夜な夜な練習していました。
半年くらいやってると、そこそこできるようになってきたのね。
友達数名にも知られるようになり、友達の結婚式の余興で披露するという場が与えられます。
その中の参加者に、結婚する友人の知人でバンドマンがいたらしく、後日その友人を通してバンド加入のお誘いが来たというわけです。
その後正式加入となり、楽器初めて半年程度でバンドマンとして人前で披露することになります。
と言っても最初は1曲だけの特別出演って感じだったけどね。
そしてその加入したバンドが、地元では結構知名度があったらしく、私自身、珍しい楽器使いだったこともあり、どんどん音楽関係の知人が増えてきました。
そのバンドに在席すること数年。
だんだん演奏技術も上がっていき、フロントマン的な立ち位置に。
屋外のイベントではステージから飛び出して走りながら演奏ということもしてました(笑)
目立つ風貌にしていたため、目を留めてくれる人も多数。
地元のお祭りなどにも呼ばれ、かなりライブ頻度は多かったと思います。
そんな中、複数名知り合いが来てくれたりする中の顔ぶれに、いつも杖をついている女の子の姿が。
来てくれた人とはけっこう普通に話したりするんですが、その子だけは他の子と近くに来るも、後ろに下がって何もしゃべらず黙って話を聞いている感じでした。
何回目かで、いつも来てもらっているので軽く会釈すると、今までのもじもじした感じとは裏腹に、「ファンです!!!」と突然の発言が飛び出しました…