#3.自分のメンタル耐性を身につけるきっかけとなったバックボーンを語るよ。【注意!】超マニアック!
近親者メンタルこじらせ男の3回目の投稿です。
この記事は自分が高校卒業までに影響を受けたカルチャーの話。
前回以上のマニアックな内容ですのでピンとこない人はスルーでお願いします。。
私のエンタメ人生ダイジェスト版はこちら↓
前回の記事はこちら↓
今回はマニアック回です。ご容赦ください。
大きくは、黒澤明監督作品と、「男はつらいよ」シリーズにどっぷり使った高校生活を送るわけです。
そんな中で、もちろん高校生ですから漫画とかも見るわけですよ。
ビックコミックスピリッツは毎週買ってたな~!
いつの日か学校に漫画を持ち寄って友達と交換したりしていました。
授業中はほぼ隠れて漫画読んでました。先生に見つかって本で叩かれたこともw
そこで出会ったのが「サラリーマン金太郎」でしたね。
これおもしれー!ってなりました。ちょっとエロいしw
単行本も揃え始めました。そんな中で「サラリーマン金太郎」のコミックスの挿絵の中で、登場人物が「七人の侍」の恰好して書かれているのがありました。
作者の「本宮ひろ志」はもしかして黒澤明監督がバックボーンにあるのではないかと思い、「本宮ひろ志」の漫画を古本屋で探し、ついに黒澤明に関係するものを発見!
黒澤明監督デビュー作「姿三四郎」(富田恒雄:著)を「本宮ひろ志」がマンガ化しているではないですか!
昔の黒澤明監督の「姿三四郎」って音声の質が悪くて、セリフがよく聞こえないことがあるのね。
だけど、マンガの「姿三四郎」を見ながら映画を観るとセリフがスッと入ってくるのよ!
そんな感じで、またしてもどっぷりハマったジャンル、漫画家「本宮ひろ志」。同級生からはどんどん遠のく趣味を持ってしまう。
古本屋片っ端から探し回りました。「本宮ひろ志」ジャンプ草創期作品「男一匹ガキ大将」も全部集めましたよ。
そして、なんせ、映画では時代劇が好きだったので、「夢幻の如く」とか、「猛き黄金の国」シリーズとかは、読んでてもう身震いするほどのハマりよう。
「夢幻の如く」はスーパーファミコンソフトまで買った。
ちなみに、「天地を喰らう」もセガサターンでかなりやってたw
「俺の空」や「男気」シリーズとかもね。弟子の作品も追った。
多分「本宮ひろ志」作品の約8割は所持していると思う。
他にも好きな漫画家はいっぱいいるけどね。特にハマったのは「本宮ひろ志」というイカレた高校生でした。
「クローズ」の作品で知られる「高橋ヒロシ」作品も集めてた。
なんたってこの人!「男はつらいよ」マニアなんだもん!
コミックスでのはしがきでもよく、「男はつらいよ」のネタに触れてるし、たまに登場人物が寅さんのセリフとか使ったりして、「高橋ヒロシ!こいつはガチ勢だ!」と思って勝手に親近感を持ってました。
そんなわけで、もうほぼ映画と漫画漬けといっても過言ではない高校生活を送ってきたわけですが、卒業も迫り、進学?就職?となってくるわけです。
本当は母親の双極性障害というメンタル疾患のこともあり、やっぱり心理学とかに興味はあったのね。
心理学が学べる大学に行きたかったけど、その当時、建築業だったうちの家の仕事がだんだん少なくなって、経済的に結構厳しいって感じだったのね。
その時は「寅さん」かぶれだったので、「俺は渡世人になる!」って本気で思ってました。
歩いて日本一周とかマジで考えてました。
当然親からは怒られるわけですよ。
「なんでもいいから就職しろ!」と。
やりたいことないし、全国でも回るかと思ってたんですが、親が地元の役所の職員募集に勝手に申し込んでました。
1つくらいなんか受けとくか。どうせだめだろうけど。って感じ。
それがなぜか、一次試験の合格通知が来てしまうんだよ。
うちはコネありそうな親戚とかもいないし、あまり見えない力を発揮するようなことも無かったと思う。
そもそも、1次試験を通った人が募集人数と同じだったので特に2次試験も問題なく合格。
心理学系の本とか読んでいて、人の心わかった気になっていて、面接で人の心が読めるとか言ってたかも。
本当にただ何となく「役所の職員」になってしまった。
役所の人間の心がまえとかも皆無。
バイトもしたことない人間が高卒でいきなり就職。しかも公務員。
まあ、あの頃は公務員もいろいろ緩かった時代だしね。パソコンも1人1台ではなかった。何とかやってましたw